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労働市場レポート
岡山県令和6年5月の労働市場は、有効求人倍率が1.45倍で2ヶ月連続で低下しました。
新型コロナウイルスの5類移行に伴う経済の回復で急増していた求人が落ち着いたほか、物価高が経営を圧迫し一部の業界で求人を控える動きがありました。
新規求人数は14,550人（前年同月比9.5%減）で8ヶ月連続の減少。有効求人数は41,852人（5.9%減）で11ヶ月連続で減少しました。
新規求職者数は6,946人（0.9%減）で2ヶ月ぶりに減少。有効求職者数は31,935人（0.8%増）で2ヶ月連続で増加しました。
新規求人を産業別でみると、4月に導入されたトラック運転手の残業規制への対応で求人が増えた運輸業・郵便業が10.9%増。大手スーパーなどの新規出店が前年に相次いだ反動で卸売業・小売業は26.4%減。人流の活性化で警備、清掃業の求人が増えていたサービス業も21.3%減。その他は、建設業14.6%減、製造業8.5%減、宿泊業・飲食サービス業12.4%減、医療・福祉4.8%増となりました。
―岡山県労働局 令和6年6月28日発表を引用―
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